商社という名の宅配ドライバーについて

生産技術の仕事をしていると設備メーカーや機器メーカー、商社と会う機会が多いわけだけど。中でも商社の人が宅配業務を兼任しているのは違和感がある。

 

商社の仕事の半分は宅配業務

f:id:iwashi_ocean:20190721160614j:plain

商社というと顧客の潜在的なニーズを掘り起こして提案をし、商品を売るエリートみたいなイメージがあった自分はこの業界に入ってから割と衝撃を受けた。

多くの場合、小規模な商社の仕事は以下の通り。

 

1:顧客から見積依頼を受ける

2:メーカーに見積依頼を行う

3:メーカーから見積をもらう

4:顧客に見積をメールする

5:発注を受け、受注する

6:商品が商社に届く

7:なぜか商社の担当者が商品を顧客に届ける ← これ!

8:以下略

 

なんでやねん。ヤマト使えばいいのに。

なんで自分で商品を持ってくるんですか?と聞いたら、

取引先へのあいさつと提案も含めてるんですよ。

という回答が返ってきたけど私あなたから提案されたことない。

 

 

顧客が本当に欲しいもの(見積が出てこない)

営業や商社マンの人たちは本当に忙しそうに働いていて頭が下がるのだけど。

あの人たちをドライバー業務から解放することはできないだろうか。

昼が取引先巡り

夜が事務作業

なんて生活破綻するに決まっている。

その結果、私に見積が来るのが遅い。

見積が来るのが遅いと発注が遅れて納品が遅れる。

特にメーカー工事の見積が遅いと、変な見積が出てきたときに価格交渉ができなくて割高な価格で発注することもある。

 

見積を出して発注するというシステムが時代遅れ

 

右から左の仕事なのになぜ一週間かかるのか。

仕事が忙しいのはわかる。見積に押してある判子を見ればわかる。

見積を印刷して判子押して上司回覧してスキャンして顧客にメールするなんて作業を続けていれば一日なんてあっという間に終わるのも理解できる。

けどなんとかならんのか。買入のシステムが終わってる。